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コダック ユニーク ドライブウェア カスタマイズ

2016.12.20|Blog

こんばんは、オプティカルヤブウチです。

最近のお昼のお気に入りは、ビストロミカサさんのオムライス。

卵のとろとろっぷりが、とってもいい具合に仕上がっているんです。

 

さて本日はお客さまからのオーダー品のご紹介。

偏光・調光・遠近両用と全ての理想を兼ね備える高機能レンズ「ドライブウェア」のご依頼です。

 

dscn2478フレーム:フォーナインズ NP-05 col.9034

レンズ:Kodak UNIQUE DRIVE WEAR(ユニーク・ドライブウェア)内面マルチコート

 

 

「ドライブウェア」は眼鏡レンズの中でもサングラス用途として知られる「調光」と「偏光」の両方を備えたレンズとなります。

「調光」とは紫外線の量によってレンズの濃度が変わる機能。

「偏光」とは雑光をカットするフィルター(またはコーティング)などをレンズに付与することで、目に入ってくるギラつきや乱反射を防ぐ機能のことです。

 

詳細をご覧になりたい方は、こちらのページもご参照を。

 

トランジションズ ドライブウェア

http://www.transitions.com/ja-jp/why-transitions/the-technology/drivewear-technology/

 

 

今回の相談は車の運転。

日中~夜間までをカバーし、雨の日の路面や雪道の眩しさを抑える、そんなシーンを一本でという希望への解決策なのです。

 

このレンズは、大きく3つのシーンで色見が変わります。

うす曇り、または屋内などのシーンではイエローグリーン。

 

 

適度に明るさを保ち、常用してもらっても違和感の出にくい濃さなので、かけていてストレスを感じにくい色合い。

冒頭で紹介した写真も、このイエローグリーンの状態となります。

 

 

 

次に車のフロントガラスの中など、紫外線はカットされていても眩しさを感じるシーン。

ここでは眩しさ(可視光)に反応してレンズはコパーカラーに変化します。

 

 

やや赤みのあるブラウンへと変化しました。

この色味の濃度の変化によって、偏光度も変化していくため、屋外での眩しさにより柔軟に対応ができます。

 

 

ちょっと別角度から。

室内で写真をとっているうちに徐々に色が抜けていってしまうので、こちらは少し薄めに見えますね。

 

 

この変化はややわかりにくいので、周りにいる人にも案外気づかれない程度の違いかもしれません。

 

そして眩しい晴天時、日光の下ではダークブラウンへ。

 

 

今回は内面マルチの仕様を選んだため、濃くなることで表面の映りこみが増え、よりサングラスらしい見栄えに変化しているのも特徴です。

またこのシーンが最も偏光性能も高くなっている状態です。

 

 

濃い目のカラーになりました。

ここまで行けば、周囲の人にも必ず気づかれるはず。

はっきりと変化も伝わります。

 

 

そしてレンズ種にもこだわったのが、今回の組み合わせ。

遠方の見え方から、手前のメーター類の見え方のスッキリさを兼ね備えた、遠近両用レンズをセレクト。

 

 

コダックのユニークレンズは遠近の設計にも定評のある仕上がり。

当店でも、販売数は多くありませんが見え方良好とのお声をよく聞く優良商品。

 

・・・だったのですが、実は今回、12月で廃盤となってしまうレンズなのです。

私どもとしてもなかなか残念なお話。

今回のお客様はすべりこみセーフ、という具合のお買い求めでしたが、今後は代替種での販売をおすすめするかたちになりそうです。

 

運転時の悩みを全て一本で解決、というちょっと贅沢なサングラスのご相談。

流石にお値段もそれなりの仕様にはなってしまいますが、ひとつにまとめるメリットを考えれば納得いただける範疇ではないでしょうか。

 

特殊なシーンの用途に合わせてのご相談、随時お受けしております。

まずは一声、お声かけください。

おまちしています。

 

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