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プラスチックフレームの磨きサービスについて

2017.06.08|News

こんにちは。オプティカルヤブウチです。

気温がグングン上がってきた今日この頃。毎日の通勤でも、すでに汗ばむような暑さになってきました。

今ではすっかり冷たい麺が主食になりつつあります(笑)

 

さて、そんな暑さが気になるこの季節、プラスチックフレームをお持ちの皆様はこんなお悩みはありませんでしょうか?

 

こちらは今回お持ち込みいただいたFACTORY900のフレーム(写真協力Kさま。ありがとうございます!)

よくよくみてみると・・・

ところどころ光沢が失われ、フレームがくすんでしまっております。

実は俗にセルフレームといわれるようなプラスチックフレームは、長年の使用により汗や皮脂、整髪料と反応し表面のツヤがこのように失われていってしまいます。

特にテンプル(つる)の部分は肌や髪の毛に直接触れる部分なので、一段とくすみが出やすくなってしまいます。

「もう買い替えるしかないのか・・・」と、諦めてはいませんか?

ですがご安心ください!プラスチックフレームは磨きをかけることによって再び元の輝きを取り戻すことができるのです!

そこで今回はプラスチックフレームは磨きでどこまできれいに復活するのか?をご紹介いたします!

それでは場所を移しまして、こちらのテンプルの磨きを通して一連の作業をご覧いただきます。

まずはこのようにくすんでしまったフレームの表面を・・・

紙やすりできれいに整えていきます。

 

作業途中。まだ表面が均一ではないのがお判りでしょうか。この後さらに使用する紙やすりの番手を細かくしていき、滑らかに仕上げていきます。さらに進めていくと・・・

このようにマット仕上げのようになりました!これで磨きの下準備は完了です。そして、この下処理をしたテンプルを

バフモーターに当ててツヤを出していきます。(ちなみに作業中は危険なので写真を撮れませんでした)

赤いバフで荒仕上げ、白いバフで仕上げ磨きを施していきます。すると・・・

 

ここまでツヤツヤに戻りました!同様に他のパーツも磨きを掛けていきます。

この磨きをかけたフレームを組み上げ、新しくリフレッシュした姿がこちら!

 

いかがでしょうか?最初の写真と比べると表面の光の走り方が違うのがお分かりいただけると思います。

 

このようにセルフレームは磨きでここまできれいにすることが可能です!

しかし注意点もございます。先ほどもご覧いただいたように、磨きには表面のやすり掛けがはいります。

ですので何度も繰り返してしまうと生地が薄くなり、耐久性が下がっていってしまいます。

また経年変化がさらに進み、くすみだけではなくクラック(ひび割れ)が入ってしまいますと磨きだけでは取りきることができなくなってしまいます。

ですが逆に言ってしまえば、普段のメンテナンスとクリーニングでメガネを清潔に保つことにより、その症状を抑えることは可能ということです。

夏場は特に汗が多くなる季節。メガネが疲れてしまう前にクリーニングだけでもお気軽にお持ちくださいませ。

また、くすんでしまってケースに眠らせているメガネの磨きもご相談ください。磨きなおして今一度思い出の一本を掛けてはみませんか?

 

 

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