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利一作のフレーム

2014.09.09|Blog

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こんばんは。最近は本当に秋めいてきて、昨日は月がきれいでした。
虫の音を聞きながら月を見ていると秋を感じますね。

さて、今日は手作りのフレーム『利一作』のご案内です
このフレームの素材はサンプラチナという素材でできています。昔はよく使われた優れた素材でしたが、チタン合金などが出てきてからは最近ではほとんど見かけることがなくなりました。しかし、いまだにその素材を使って作っている職人さんがいらっしゃいます。
サンプラチナはプラチナの代用品として開発されました。腐食を起こすことがなく、美しいシルバーの光沢とつややかな肌触りで以前のフレームにはよく使われました。しかし弾力性にとぼいかったり、比重が少し重いとの理由で先ほど書いたようにほとんど現在は使われなくなりました。
利一作は2代目の職人さんが一つ一つ手作業で作っており、繊細で手作り感の残る美しいフレームです。とてもシンプルな中にあるキラッと光る上品な感じが何とも言えないです。
顔なじみもよく、どんなシーンにも合わせやすいフレームです。

他の形もありますので是非ご覧ください。

DJUAL G-01のご紹介

2014.09.03|Glasses Brands

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こんにちは、9月に入り一気に秋めいてきました。なんだかこんなに夏って早く終わるっけ?というくらいです。
でも2Fのレコード屋さんとは、仕事が終わったら七輪でサンマ焼いてウイスキーでもやりたいねと今から、秋の楽しみ方を模索しています。

さて、今日はDJUALのG-01の紹介です。
DJUALのデザイナー柳さんはもとフォーナインズのデザイナーとして活躍されていました。4年前に独立しDJUALを設立。その後、セルロイド(最古のプラスチックであり天然樹脂類)にこだわり、フレームをつくっています。
かけ心地を得るためにテンプル部分の生地の暑さに強弱をつけ、バネ性を出したり、見た目のシンプルさを出すために極限まで素材を薄く削ったりなど、セルロイドでしか出来ないことに挑戦しています。

昨年は写真のG-01を発表。そして日本で最高の賞(アイウェアオブザイヤー)を獲得。現在注目のデザイナーです。
ものづくりに対する研究や探究心にはお話していると本当に驚かされました。
今回のG-01に関してでもまず蝶番がなく顔を包み込むような特徴的な形状をしています。この構造は普通の眼鏡の工場では作成が出来ず、いろいろと他業種を当たり、行き着いたところが水族館の水槽を曲げる加工をする会社だったそうです。
実現のためには時間や労力を惜しまない姿が、このフレームにはあります。
何とも言えないホールド感でかけ心地もよく、見た目にもセル特有の生地の色が美しいです。
当店でも在庫残りあと1本、再生産は来年になるとの事でした。是非一度ご覧いただければと思います。

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